意外と知らない!蚊帳の片付け方

来年のためにきれいに片づけよう!

害虫対策として暑い夏に活躍してくれた蚊帳。来年また気持ちよく使用できるように、きれいに片づけたい!

どうやって片付けたらいいのか、蚊帳メーカーのタナカが蚊帳の片付け方をお教えいたします!

まず準備するもの!

掃除機・ものさし・洗濯ばさみ・片付ける袋

なかなか年季の入った物差しですね~www

物差しは長い方が使いやすいです。ご自宅に無い場合は、長い棒や布団たたきなどを利用してもいいかもしれませんね。

掃除機でホコリやゴミを吸い取ります!

まず掃除機で表面に付いたホコリやごみを吸い取ります。底付きのムカデ対策用の蚊帳をお使いの方は、中の底面もきれいに掃除機をかけると、来年気持ちよく使うことが出来ます。蚊帳を吊るしている状態でホコリやゴミを取り除いた方が、掃除しやすいかもしれませんね。

ちなみに、天然繊維の蚊帳は洗えません。

麻や綿の蚊帳は洗わないでください!なぜなら……(実験してみました)
夏の終わり、こんなお電話をいただくことがあります。 タナカさんで麻の蚊帳を購入した者です 蚊帳のおかげでひと夏安眠できました よかったです 片づける前に蚊帳を洗いたいんですが どうやって洗ったらいいですか 天然繊維の蚊帳は洗わないでください...

ポリエステルやナイロンの化学繊維の蚊帳は洗うことが出来るので、シーズンを終え、片付ける際に手洗いをして片付けると、来年使用する時に気持ちいいかもしれませんね。

いよいよ片付け!大蚊帳を畳んでいきます

まず大蚊帳の短い面の角と角を持ち、2つの角を合わせます。

大蚊帳を吊った状態から角を持つと、持つ場所がわかりやすくていいですよ~

合わせた角と角を洗濯ばさみで挟んでおきます。反対面も同じです。

この状態で床に広げます。一人でも出来ますが、二人でするときれいに時間をかけることなく広げることが出来ます。

何度か、ヘリの部分を持ちパタパタとすると、形が整ってきます。ある程度しわが伸びたら、大蚊帳の形に合わせて四角くなるように、しわを伸ばし整えていきます。

きれいに床に広げたら、端から54cmのところで折り曲げます。どの大きさの蚊帳もだいたいこの長さで折り曲げます。この時に長い物差しがあると便利です。反対側も同じです。

大蚊帳がスリムになりました♪

物差しで折り目を付ける部分を押さえ、縦にパタン、パタンと2回折ります。4つ折りになるということですね。

はい!!完成♪

最初に用意した袋に片付けて、洗濯ばさみを取り外し、活躍は来年の夏までしばらく待ちましょう。吊り手も一緒に片付けるのを忘れずに!!袋の中や、片付けるタンスの中に防虫剤を一緒に入れておくと、長い保管の間に虫に食われる心配もなく安心かもしれませんね。

ムカデ蚊帳の片付け方

ムカデ蚊帳には底がついていて片付けの仕方が難しくなっています。

そんなムカデ蚊帳の畳み方もまとめてみました!

大蚊帳もムカデ蚊帳も一緒!

上の部分は大蚊帳と同様に、角と角を合わせて洗濯ばさみで挟み綺麗に形を整えます。

 

上の部分が整ったら次は底の部分です。

上の部分と底の部分は繋がっているので、内側にはいっている折り目に合わせて台形の形になるように底の部分も折って折り目を内側に入れ形を整えます。

 

綺麗に台形の形に整ったら、底の部分を持って奥側に倒し上の部分と合わせます。

残りの畳み方は大蚊帳と同様です。

完成です♪

意外と簡単大蚊帳のたたみ方!

夏の間に活躍してくれた大蚊帳。高い買い物ですし、長く使っていきたい。その為には、きれいに収納し、使わない冬の間に傷んでしまわないように気を付けないといけません。きれいに片づけて、長く愛用していきたいですね♪