タナカの社員からもたらされた情報。
ある女優さんがエアコンの風を防ぐためにエアコンのない部屋で過ごすって聞いたことがある
さすがに現代日本でエアコンなしで過ごすのはムリです。
そのため、女優さんはエアコンのある部屋から冷気や暖気を送り、エアコンの風を直接浴びないように隣の部屋で生活しているという話でした。
初耳ですが、ありえる話です。
なぜその女優さんがエアコンの風を直接浴びないように過ごしているのか考えてみました。
美肌が資本の女優
女優は美しい肌が資産のひとつ。
食べ物や飲み物に気をつかい、運動もし、化粧品での日々のお手入れによって肌をメンテナンスしています。
それなのに、エアコンの風を直接浴びて台無しになっては困りますよね。
エアコンの風は直接浴びると肌表面の水分を奪い、乾燥した部屋の空気は肌全体の水分を奪います。
肌が乾燥するとほうれい線やしわ、メイクのパサつき、肌のヒリつきや痛みが出ます。
それだけでなく、肌の乾燥は肌荒れ、シワ、たるみ、シミ、皮脂の過剰分泌によるニキビなど、多くの肌トラブルの原因にもつながりかねません。
エアコンの風を直接浴びないよう気をつけるのも、肌が命の女優なら当然ですよね。
女優は声も命
女優はテレビや映画、舞台などで演技をするのが仕事。
セリフを言うときに声がガラガラでは台無しです。
エアコンの風はノドにも影響します。
冷房は、室内の空気を取り込んで、エアコン内の熱交換器(フィン)を通して冷たい風に変換します。このときに空気中の水分をエアコンに取り込み、室外に排出するので部屋が乾燥します。
暖房は、部屋を暖める際に湿度が下がり空気が乾燥します。
乾燥した空気を吸い込むと喉や気管が水分不足を起こすので、ノドが痛くなります。
エアコンが長時間きいた部屋で過ごしてノドがイガイガしたり声がかすれたりしたことがある人も多いのでは。
一般人でもノドの痛みは辛いもの。
女優なら仕事になりませんし、声が出ないと一大事ですよね。
クーラー病とは
エアコンの効いた部屋で体調が悪くなったことはありませんか?
肌の乾燥、ノドの痛み以外にもエアコン(冷房)がカラダの調子に大きく影響することは知られています。
クーラーやエアコンは現代では必需品ですが、使い方次第では害になってしまうこともあるのです。
その一つが「クーラー病」です。
クーラー病とは、主に夏にクーラーの冷気を浴びすぎて、体温の調節がうまくいかなくなって現れる体のさまざまな不調のことです。「冷房病」という呼び方もあります。(医学的には正式な病名ではありません)
クーラー病の症状としては下記のようなものが代表的です。
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- 下痢
- 不眠
- 冷え
- むくみ
- 倦怠感
- 生理不順
女性には特に辛い症状の数々ですよね。
部屋の温度だけでなく、特にエアコンの冷気を直接浴びると不調は大きくなります。長期間にわたってクーラー病の状態が続いたら要注意。
クーラー病が重症化すると自律神経の調節機能がうまく働かず、場合によっては自律神経失調症につながることすらあります。
自律神経失調症になると突然の発汗、動悸などで仕事や日常生活に支障をきたすようなことも。健やかな毎日を送るためにも、クーラー病はしっかり対策をしていきましょう。
直接クーラー風を浴びないために蚊帳という選択
クーラーの風を直接浴びないようにするために、別の部屋で過ごすというのはなかなか難しいですよね。
そんな方でも「蚊帳」なら比較的カンタンに冷風の直撃を避けることができます。
蚊帳は蚊やその他の虫から身を守るネット状の寝具です。
虫よけがメインの使い方ですが、タナカ株式会社で蚊帳を購入されるお客様の中には、「直接クーラーの風が当たるとリウマチが痛いから」とエアコンの風よけ目的でご購入される方もいらっしゃいます。
快適な室温をキープしながら、気持ちよく過ごせるのが蚊帳のメリットです。
クーラーの風から肌やノドを守るだけでなく、リウマチや神経痛の防止にもぜひ「蚊帳」を検討してくださいね。